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最近、抜け毛が･･･
洗髪時に抜け毛が多くなったかも、朝起きると枕に抜け毛が･･･なんてに気している方。
抜け毛、薄毛について悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
ヘアサイクル（毛周期）が乱れることで、髪の毛はきちんと成長できなくなり、細くて柔らかい髪の毛になってしまったり、髪の毛が抜けてしまったりするのです。
男性の薄毛や抜け毛の原因はAGA（男性型脱毛症）や遺伝、生活習慣の影響や疾患によるものなど、さまざまですが、健やかで清潔な頭皮環境を保つことが重要です。
抜け毛、薄毛の原因
生活習慣の乱れが原因になることも、過度なダイエットや栄養バランスの悪い偏った食生活も考えられます。
これらによって頭皮の健康や発毛に必要な栄養が不足してしまうのです。
睡眠不足
生活習慣の乱れと同様に、睡眠不足の影響で、髪に十分な栄養がきちんと届いていない場合もあります。
育毛のためには栄養バランスのよい食事と、規則正しい生活を送り、頭皮や発毛に必要な栄養分をしっかり届けることが大切です。
ストレス
過度のストレスは血行不良を招きます。
血管収縮により、血流が滞り栄養が行き渡らなくなってしまうことで、発毛にも影響を与えてしまいます。
紫外線
紫外線を多く浴びることで頭皮の乾燥が進み、光老化を招きます。
ヘア用のスプレータイプの日焼け止めを使ったりして、紫外線から頭皮を守りましょう。
髪の洗いすぎ
必要な皮脂を洗い流すことによって、頭皮のバリア機能が弱まり、外的刺激を受けやすい状態になってしまうので注意しましょう。
髪の生乾き
洗髪の後、髪が濡れたままでいると、頭皮が蒸れ、菌が繁殖しやすい環境になります。
ドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
タバコ
タバコを吸うと、ビタミンCを破壊します。
ビタミンCが破壊されるということは、コラーゲンが作られる量が減ってしまうことになるので、肌荒れに繋がってしまいます。
頭皮は顔の皮膚とつながっているため、頭皮にも影響があります。
お酒
お酒を飲むことで生活のリズムが崩れる可能性が高くなります。
つまみが脂っこいものばかりになったり、しっかりと眠れなかったりと、頭皮にダメージを与える生活になりやすいのです。
脂漏性皮膚炎など頭皮の疾患
頭皮に角質のかたまりが張り付いたり、大きいフケがでたりする場合は「脂漏性皮膚炎」の疑いがあります。
カビの一種である「マラセチア」という常在菌が引き起こす、皮膚炎の一種です。
皮脂を栄養分として、皮脂分泌の多い場所におこりやすいです。
AGA（男性型脱毛症）
男性ホルモンの影響によって、ヘアサイクルが短くなったり繰り返されなかったりするために起こる、抜け毛や薄毛のことです。
AGAに関連するホルモンにDHT（ジヒドロテストステロン）があり、このDHTが、毛乳頭細胞内にある男性ホルモン受容体と結合すると、ヘアサイクルを乱します。
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遺伝
AGAに関連するDHT（ジヒドロテストステロン）と結合しやすい、感受性の高いアンドロゲンレセプターの遺伝子を受け継ぐことで、薄毛は遺伝します。
また染色体の特性上、自分の母方の父親が薄毛の場合、その遺伝子を受け継ぐ可能性があります。
抜け毛、薄毛の対策
抜け毛、薄毛の原因は、生活習慣が大きく影響しているもののあります。
生活習慣を見直して、頭皮環境を健やかに保ちましょう。
十分な睡眠をとる
頭皮、髪の毛にとってのゴールデンタイムは、２２時〜２時までの間と言われています。
仕事上、時間的に難しい方もいらっしゃいますよね。
その場合は睡眠以外の対策を実践してみましょう。
ストレス解消
ストレス解消することを意識しましょう。
1日のうちに、リラックスできる時間を作ることが大切です。
運動
適度な運動を生活に取り入れるようにすると、筋肉の緊張がほぐれて、血液の流れがよくなってきます。
汗をかくことで、毛穴に詰まった皮脂や古い角質を取り除くことができます。
軽めの運動で汗を流すことも対策になるといいことですね。
頭皮にやさしいシャンプーを選ぶ
頭皮環境を清潔に保つことで、結果として薄毛予防につながるでしょう。
薄毛が気になる方におすすめなのは、アミノ酸系シャンプーです。
シャンプーを選ぶ際には、成分表示をしっかりと確認してから、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
髪を乾かす
洗髪後に髪の毛を乾かず生乾きでいると、頭皮にカビが繁殖してしまうこともあります。
洗髪をしたら、必ず髪を乾かしましょう。
育毛剤で頭皮環境を整える
育毛剤は、発毛剤のような医薬品ではないため、毛を生やす効果はありません。
頭皮をすこやかに整え、薄毛や抜け毛を防いだり丈夫な髪を育てたりする効果がありますので、「医薬部外品」の育毛剤を選ぶとよいでしょう。
※医学部外品とは、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。
治療というよりは防止・衛生を目的に作られているものです。
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タバコを控える
喫煙により血管収縮が起こります。
血流が悪くなることで、頭皮に必要な栄養素が十分に届かなくなり、健やかな発毛を妨げ、抜け毛や薄毛の原因に。
禁煙をするか、喫煙量を控えめにすることが大切です。
お酒を控える
糖分を多く含むお酒の過剰な飲酒は、皮脂の過剰分泌を引き起こします。
またお酒を肝臓で分解する際に、シスチンが消費されてしまいます。
シスチンはアミノ酸の一つで髪の毛を作る材料でもあります。
大量の摂取により、頭皮や頭髪の健康を保つことができなくなります。
枕を清潔にする
睡眠中は汗をかきます。汗で枕カバーが汚れていると、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
枕は頭皮が直に当たるものなので、清潔にしておくことは大切なことです。
食生活
食事・食べ物だけでは抜け毛を予防することはできません。
食べ物そのものに増毛や育毛の効果があるわけではないので、食事に取り入れても抜け毛を予防することはできないのですが、髪に必要な栄養を含んだ食べ物はたくさんあります。
髪の毛は毎日の食事で摂取した食べ物の栄養から作られていますが、この髪に必要な栄養が不足すると、健康な髪の生成や成長に影響がでて、抜け毛や薄毛を招いてしまうことがあります。
髪を健康に保つためには、良質のたんぱく質や、ビタミン、ミネラルが欠かせません。
髪はタンパク質からできているので、黒ゴマ、卵黄、かぼちゃの種、クコ、こんぶ、すじこ、レバーなどのタンパク質を多く含む食べ物を食事に取り入れましょう。
また、肉類の動物性タンパク質ではなく大豆食品などの植物性タンパク質を摂りましょう。
大豆食品は大豆イソフラボンも含んでいるので抜け毛予防が期待できます。
控えたほうがいい食品
脂肪分が多くカロリーが高い食品や、交感神経を刺激する食品がそれに当たります。
脂がのったステーキや、激辛の料理、コーヒーや紅茶などの飲みすぎは、髪によくないということです。
なんでもそうですが、ほどほどにしましょう！
最後に
男性の薄毛や抜け毛の原因はさまざまですが、健やかで清潔な頭皮環境を保つことが大切です。
まずは自身の生活環境を改善することから、はじめてみてはいかがでしょうか？
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