免疫力とは?
人間の身体には細菌やウイルスの侵入を防ぐ免疫力が備わっています。
風邪で喉が痛くなったり鼻水が出たりするのも免疫の働きによるものなのです。免疫力は不規則な生活や偏った食事、ストレス、低体温など様々な理由から低下します。
風邪は安静にしていれば自然治癒するものですが、疲れていたり、免疫力が低下しているときは風邪がなかなか治らない、ぶり返しやすくなるのです。
免疫力を高めて感染症を予防しよう!
感染症とはウイルスや菌、カビなどが体内に入って繁殖し、様々な症状を引き起こす病気全般のことです。
風邪やインフルエンザは、ともにウイルス感染によって発症する呼吸器感染です。
予防としては、こまめに手洗いやうがいをすることも有効です。植物療法ではウイルスや細菌を退治するというよりも、体の抵抗力(免疫力)を高めて感染を予防することが重視されます。
年に何度も風邪をひく、いったん風邪にかかると長引くといった場合は、それは免疫力が弱っているのかも知れません。
免疫力を高めるハーブティーを飲む、精油を利用し部屋の空気をキレイにするなど日常生活にハーブや精油を手軽に取り入れてみましょう!
植物の力を取り入れたセルフケアのご紹介
おすすめのハーブティー
ハーブ:エキナセア
効能:免疫の働きを高めるほか抗菌・抗ウイルス・消炎の効果があり普段から用いることで感染症の予防となります
ハーブ:エルダーフラワー
効能:抗アレルギー作用をもつため、欧米では「インフルエンザの特効薬」との異名をもつエルダーフラワー。フラボノイドを豊富に含み、発汗、利尿作用をもたらします。鼻水、くしゃみ、鼻詰まりなどの解消に有効といわれています。
※ハーブティーに含まれる有効成分は水溶性なので体内で吸収されたあと約6時間後に排出されます。
ゆっくりと飲むことで口のなかにハーブティーを含むことで舌下の毛細血管からも有効成分を直接吸収させることができます。
この経路は腸や肝臓を通過せず直接血液中に成分が届くため速効性が期待できます。
1度に何杯も飲むより時間をあけて1日に数回飲むほうが有効成分がある一定以上の濃度で血液中にとどまる時間をながくすることができます。