正しい髪の洗い方で、美しい髪になろう!
正しい髪の洗い方で、美しい髪になろう!

女性はヘアオイル、ヘアスプレーなどのさまざまなスタイリング剤、ヘアコロンやUVカットスプレーなど、髪に複数の種類の化粧品を使っている人も多いでしょう。

シャンプーを毎日しないと頭皮や髪にスタイリング剤などが付着したままになり、頭皮と髪への負担になりますので、特にスタイリング剤を使う人は毎日のシャンプーがおすすめです。

美髪を目指すには、頭皮を優しく洗い上げながら、髪のダメージケアとツヤ感を重視したヘアケアが必要となります。

アウトバストリートメント、ドライヤーでの乾燥など、シャンプー後のヘアケアもしっかりと行うことで、美髪効果が期待できます。
※アウトバストリートメントとは、洗い流さなくて良いトリートメントのことでオイルタイプ、クリームタイプなどがあります。コーティング作用があるため、髪を紫外線やドライヤーの熱などの外的要因から守ってくれます。

こちらでは美髪に導く、髪の洗い方についてご紹介します。

髪の汚れ

髪の汚れといっても、頭皮には皮脂や角質、汗、皮膚常在菌、スタイリング剤など、いろいろなものがあり、それらが複雑に混ざり合い状態も様々なのです。

頭皮や髪への負担を考え、頭皮に負担を掛けずに様々な汚れを落とすためには髪の洗い方がとても重要になります。

美髪に導く髪の洗い方

美髪に導く髪の洗い方
シャンプーで最も重要なのが頭皮に負担を掛けずに必要な潤いを残しながら、不要な汚れを落とすことです。

使用するシャンプーそのものにこだわることも大切ですが、髪の洗い方で髪の汚れ落ちや頭皮への負担は大きく変わります。

頭皮環境を健やかに保ち、美髪を目指していきましょう!

予洗い前のブラッシング

ブラッシングをすることで髪の余分な汚れやホコリを落とし、シャンプーで頭皮の隅々までしっかり洗いやすくする効果もあります。

髪が濡れた状態で髪をとくのは、髪に負担をかけダメージの原因にもなりますので、やめましょう!

予洗い

シャンプー前にぬるま湯で髪と頭皮をすすぐことで、地肌の汚れを浮かせることができるので、これにより頭皮の汚れ落ちが大きく変わります。

また、シャンプー前に髪に水分を含ませることで、洗髪時の摩擦を減らす役割もあるのです。

スタイリング剤などを使っていない場合は、髪の汚れの8割は落とすことができると言われていますので、予洗いは本当に大切ですね!

予洗いの理想の温度は38〜40℃ですが、体感がぬるく感じてしまうため、実際はこれよりも高い温度のお湯を使ってしまっていることが多いですが、あまり高い温度で予洗いをすると、頭皮や髪が乾燥してしまうので温度にも気をつけましょう。
指を髪の中に差し入れ、お湯で地肌を洗うイメージで行いましょう。

手のひらにためたお湯を、頭皮に直接かけるような感じで優しく、間違っても髪の毛をこすりあわせないよう注意しましょう。

シャンプー

予洗いが終わったら、いよいよシャンプー剤をつけて髪を洗います。

シャンプー剤の量は少なすぎても良くないですが、使い過ぎても良くない髪の長さに合わせて調整してください。

一般的には1プッシュ~1プッシュ半程度の量が目安とされている量です。

手のひらの上なら500円玉程度の量が目安と言われています。

まずシャンプー剤を手のひらで軽く泡立てから、泡立てたシャンプー剤を髪につけて洗います。

※シャンプー剤によっては、手のひらで泡立てず、頭皮で泡立てるというものもありますので、ご使用しているシャンプーの使用方法を確認しましょう!

指の腹を使って頭皮の地肌を押し揉むように、マッサージをするように洗います。

シャンプー時に頭皮マッサージをすることで、頭皮の血行を促進し、抜け毛予防や育毛対策にも効果が期待できます。

まず両手の指を開いて、指先を耳周りに置くようにします。

この状態で指の腹でクルクルと円を描くように頭皮をを動かし、少しずつマッサージする場所を頭頂部側にずらしていきます。

頭頂部周辺は頭皮を頭頂部によせるイメージで、後頭部や額の生え際はクルクルと円を描くようにマッサージします。

すすぎ

洗い方も重要ですが、シャンプー後のすすぎも重要なプロセスです。

洗い流すときは頭頂部だけでなく、耳周りや生え際、襟足などもシャワーでしっかり洗うようにしましょう。

余分なヌルヌル感がとれ、髪にしっとり感が残る程度が理想です。

このすすぎが不十分だと頭皮にシャンプー剤が残り、頭皮トラブルの原因にもなります

コンディショナー

コンディショナーは、髪を指通りよくし、髪の手触りを良くツヤの出る効果があります。

シャンプー後、髪を軽く絞るように水分を切り、毛先中心になじませ、指の間にもまんべんなくコンディショナーをのばし、指を広げ下から上につけ全体にいきわたらせていきます。

この時のポイントは地肌には塗らないようすることです。

その後、洗い流します。

洗い流すときは頭頂部だけでなく、耳周りや生え際、襟足などもシャワーでしっかり洗うようにしましょう。

余分なヌルヌル感がとれ、髪にしっとり感が残る程度が理想です。

※コンディショナー剤によっては、「地肌に塗るタイプ、地肌にも塗るタイプ」「時間を置くものと、置かないもの」がありますので、ご使用しているコンディショナーの使用方法を確認しましょう!

トリートメント

コンディショナーにもツヤを出す効果がありますが、トリートメントは髪の内側まで栄養を与えることができます。

タオルで十分髪の水分を取り除き、毛先中心になじませ、指の間にもまんべんなくトリートメントをのばし、指を広げ下から上につけ全体にいきわたらせていきます。

この時のポイントは、トリートメントは油分が多いので、地肌には塗らないようすることです。

その後、洗い流します。

洗い流すときは頭頂部だけでなく、耳周りや生え際、襟足などもシャワーでしっかり洗うようにしましょう。

余分なヌルヌル感がとれ、髪にしっとり感が残る程度が理想です。

※トリートメント剤によっては「時間を置くものと、置かないもの」がありますので、ご使用しているトリートメントの使用方法を確認しましょう!

※商品によっては「シャンプーのみ」「シャンプー→トリートメント」「シャンプー→コンディショナー→トリートメント」など各ヘアケア製品で推奨されている使用方法に合わせて使いましょう。

シャンプー後の女性の頭皮ケア

シャンプー後の女性の頭皮ケア
正しいシャンプーの仕方の後に女性に行ってほしいケアは頭皮ケアです!

乾燥しやすい女性の頭皮はかゆみや乾性フケが出ることもあります。

また加齢やホルモンの影響以外でも、頭皮トラブルによって抜け毛が増えてしまうことがあります。

紫外線やシャンプー剤、カラー剤やパーマ液などの影響で、デリケートな女性の頭皮がダメージを受けることがあります。

頭皮が弱っているときほどダメージを受けやすいため、頭皮ケアをすることで頭皮環境を整え、肌のバリア機能が正常に働くようにすることが、美髪を目指すヘアケアの理想です。

特に女性の頭皮は乾燥しやすいため、育毛剤の使用もおすすめです。

女性用の育毛剤には、育毛成分だけでなく、頭皮環境を整えるための頭皮ケア成分、アミノ酸、コラーゲンや保湿成分などが配合されていたり保湿にもこだわったものが多いので、頭皮環境を整えるためにも育毛剤を活用してみてはいかがでしょうか?

最後に

いくら髪に良い品質のシャンプーを使用しても、洗い方が悪ければ効果も半減してしまいます。

美髪を目指す洗い方で、シャンプーの効果を高めるようにしましょう。